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あいさつ

 日本は、4人に1人が65歳以上という高齢社会になりました。これからは高齢者の健康維持、病気予防を含めた保健・医療がさらに大きな課題となります。家庭や地域における見守りの心と、医療の中の看護の心が一層結び合わされなければなりません。また、心身にストレスの多い社会生活の中での健康維持・病気治療においても、看護の心・ケアの心・扶け合いの心が求められます。

 昭和21(1946)年に開校した水沢学苑は、この間に培った看護教育に関する経験と実績を基に、21世紀の社会の健康を支える看護師の育成につとめてきました。社会のニーズに合わせた新しい知見、看護技術を取り入れながら充実した教育を行っています。毎年送り出す卒業生に対する評価も高く、就職内定率は100%となっています。

 看護をライフワークとお考えの志のある皆さんの入学をお待ちしております。皆さんとご一緒に社会のために尽くしたいと考えます。

名誉校長 大川 欣一

HISTORY

初代苑長 伊藤尚先生の教え

創設

第二次世界大戦後の混乱期、誰もが生きる意味や自信を失いかけていた時代―。岩手水沢の地に和洋裁の専門学校を開いていた初代苑長である伊藤尚が、生きる目的を失いかけていた婦女子の教育及び社会進出を目的とし、地域の人々の強い要請に応えるかたちで、准看護師養成所である「水沢女学苑」を創設したことが水沢学苑の始まりとなりました。

継承

その後、医療の目覚ましい進歩とともに高度な看護が要求される時代を迎え、初代苑長の思いを継承した第2代苑長伊藤ツルが、2年過程の看護専門学校へと発展させました。そして、時代と共に人々の健康への関心が高まる中、社会のニーズに応えた民間立の看護教育を推進し、平成17年には3年過程の看護専門学校として成熟してまいりました。

苑章制定

白百合に込められた思い

初代苑長の伊藤尚は、学苑の創設当時の自らの思いを次のような詩にあらわしました。「昭和21年4月16日一つたかずらがまとうししぐさの中に、若い一すじの力をもって荒地を拓き、雄雄しく咲きでた白百合、気品高くかおり床しく咲き出た白百合のようなあなた方の、立ち並ぶ美しい顔が目にしみて離れません」伊藤は、この詩に現れる白百合の「白」に気品・真実と信頼・誠実。「濃紅色」に粘り強さ・積極性・人生を生き抜く力という意味を込めました。学苑の苑章の由来となった白百合は、初代苑長の思いと共に、現在も学苑内に息づいています。

過去・現在、そして未来へ

変わらない教育理念
ナイチンゲールの言葉

近代看護教育の母と称されるフローレンス・ナイチンゲールは、次のような言葉を残しています。「女性よ自立しなさい。自分の足で立ちなさい。」「看護を行う私たちは、人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし、研鑽を積んでいく必要がある。」このナイチンゲールの言葉は、創設以来、初代理事長である伊藤尚が学生へ唱え続けた学苑の在り方と重なり、現在も、学苑の教育理念に投影されています。

2023(令和5年)年度学生募集・入学試験関係一覧

※表は右にスクロールします

試験区分 募集定員枠 出願期間 入学試験期日 試験内容 合格発表
推薦入学 募集定員の50%以内 2022年10月24日(月)~
2022年11月8日(火)
(必着)
2022年11月19日(土) 国語総合
(古文・漢文除く)
9:00~10:00
面接 10:15~
2022年11月25日(金)
指定校推薦入学 若干名
社会人・留学生入学 若干名
一般入学   2022年11月21日(月)~
2022年12月12日(月)
(必着)
2023年1月7日(土) (1)学科試験
国語総合
(古文・漢文除く)
9:00~10:00
数学Ⅰ・数学A
10:15~11:05
英語
11:20~12:10
(2)面接 13:00~
2023年 1月13日(金)

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